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脳梗塞にご用心

冷夏から突然蒸し蒸しと暑い夏となりました。
体は急に変われません。
体調不良 (血圧 ・ 糖尿 ・ 夏カゼ ・ 不眠) になっている方が多く見受けられます。
特に暑い夏は汗をかきすぎて血液の粘度が高くなり、夏でも脳卒中 (脳血管障害 ・・・ 冬に多い) がおこります。
その6割は脳梗塞の患者といわれています。
半身麻痺やろれつが回らない等に見まわれたら一大事です。

脳梗塞とは

脳の血管が細くなる →  脳に酸素や栄養が送られなくなり、脳細胞が障害を受ける
脳の血管に血栓が詰まる → 脳に酸素や栄養が送られなくなり、脳細胞が障害を受ける(※脱水が引金になる)

夏の脳梗塞の原因

・ 暑さと湿気により大量の汗をかく → 脱水 → 血液中の水分不足
→ 血液の粘度が高くなる → 血栓ができる。
・ 体の熱を放出 → 末梢血管拡張 → 血圧低下 → 血流が遅くなる → 血栓ができる
高血圧 ・ 糖尿病 ・ 不整脈等のある人は、脱水症状が引金となり脳梗塞を起こしやすくなります。
◎ 朝とねる前はコップ1杯の水を飲みましょう!!
※ お酒はダメ ・・・ アルコールの利尿作用により、脱水になりやすい。

脳梗塞の症状

片側の物が見えにくい、物が二重に見える
片側の手足に力が入らない、体の半分がしびれる
ろれつが回らない、言葉が出にくい
片側の頬が下がり、ゆがむ
めまい、ふらついて立てない、歩けない

脳梗塞の予防と対策



血管壁を強化 タチカワ電解カルシウム (イオン化したカルシウム、吸収が良い)
葉緑素により血液サラサラ 松寿仙(ショウジュセン) (赤松の葉使用)
脂肪を乳化 (水にとける) 胆汁製剤 ワクナガ胃腸薬G (胆汁エキス入り)
ワクナガ胃腸薬L (ウルソデオキシコール酸入り)


血圧を下げる 大柴胡湯(ダイサイコトウ)
血の熱をさます 黄連湯(オウレントウ)

荒友薬局 大柴胡湯(ダイサイコトウ) (手づくり煎じ薬)
成分および分量
または本質
日本薬局方 サイコ 6.0g
ハンゲ 6.0g
オウゴン 3.0g
シャクヤク 3.0g
タイソウ 3.0g
キジツ 3.0g
ショウキョウ 1.5g
ダイオウ 0.5g
  全 量 26.0g
効能又は効果 体力が充実して、脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの次の諸症 : 胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり ・ 頭痛 ・ 便秘、神経症、肥満症

少陽病より陽明病に移ろうとする時期、小柴胡湯よりも実証で、症状がすべて激しい場合に用いられる。本方の応用を新撰類聚方に準拠して分類列挙すると、次の通りである(一部省略)。
諸熱性伝染病。例えば腸チフス、インフルエンザ、マラリアなどで、発熱あるいは往来悪熱、胸脇苦満強く、あるいは悪心、嘔吐、食欲不振、舌が乾燥して黄苔があり、便秘して脈腹ともに力あるもの。
呼吸器系の雑病としては気管支喘息、気管支拡張症などで、発熱あるいは無熱でもよい。
循環器障害では心臓弁膜症、心筋梗塞、心臓性喘息などで、体力あるもの。
高血圧症、動脈硬化症、脳動脈硬化症などで、心下部の緊張強く、便秘、不眠、肩こりのするものなど 「改訂5版 漢方業務指針 日本薬剤師会編」より抜粋