2020/01/01
六大栄養素
炭水化物、蛋白質、脂肪、ビタミン、ミネラル、水
微量栄養素
ビタミンの定義
栄養素である、微量とればよい、有機物である、体内で合成されない(外分泌)
↑→ ホルモン(内分泌)
ビタミンの分類
性質によって
脂溶性ビタミン (A、D、E、K)
↓
油に溶けるビタミン
油とともにとらないと体に吸収されない
水溶性ビタミン (B1、B2、ニコチン酸アミド、B6
パントテン酸、葉酸、B12、C、P)
↓
水に溶けるビタミン
そのままゆがいたり、ふかしたりして食べればよい
働きによって
酵素作用(B1、B2、ニコチン酸アミド、B6、パントテン酸)
↓
エネルギーを生産する時、酵素の働きを助ける
(酵素反応の触媒)
機能調節 (C、E) → ホルモンなどの働きを活発にさせる (賦活剤)
体組織 (A、D、B12、葉酸) → 発育、生長、代謝を助け、体の組織をつくる
ビタミンの欠乏
・・・ 体調が悪いとビタミンを多くとっても吸収されない 前ぶれ ・・・ だるくなる、食欲不振、頭痛、不眠、便秘、注意力散漫、疲労しやすい、怒りっぽくなる欠乏症 ・・・ 夜盲症、かっけ、壊血病、くる病
ビタミンAについて
A1 (レチノール) ・・・ 海水魚 (タラ) の肝油
A2(デヒドロレチノール) ・・・ 淡水魚 (うなぎ) の肝油
↓
油で料理 ・・・ 90%吸収 ※青汁療法 + 油
煮た時 ・・・ 50%吸収
※果汁 + ベニ花油 (火にかけない)
生のまま ・・・ 吸収しない
プロビタミンA (ビタミンAの前駆体) ・・・ 緑黄野菜
↓
α – カロチン
β – カロチン ・・・ 活性作用大、吸収力はビタミンAの1/3 ※緑黄野菜は多くとること
γ – カロチン
β – クリプトキサンチン
働きは | 視紅成分 (暗順反応)、生長によい 皮膚をなめらかにする、粘膜の抵抗を強くする (のど ・ 鼻)、ガンにも効果 |
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欠乏すると | 上皮組織の鱗状化 (ふけ)、皮膚の角化 (かかと)、粘膜分泌の低下 (目のかわき) 夜盲症、細菌の易感染 (トラコーマ、プールの病気)、老人性結核 |
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多く含まれる 食物 |
動物性食品 (牛乳、乳製品、動物性脂肪) 植物性食品 (人参、ほうれん草、小松菜、ニラ、カボチャ) |
十二指腸で吸収し、肝臓に貯蔵 腸管 (大腸) から便とともに排泄 |
ビタミンDについて
プロビタミンD(ビタミンDの前駆体) ・・・ 紫外線(ほどよい日光浴) → D
しいたけ(エルゴステロール) ・・・ 紫外線 D2 → (植物性ステロール) 干ししいたけ
脂肪 (コレステロール) ・・・ 紫外線 → D3 (腎臓によい)
働きは | カルシウムの吸収を促進する、カルシウムを骨に沈着化する 皮膚病によい、乾癬によい、ビタミンAの吸収を助ける、くる病の予防 |
多く含まれる食物 | 魚 (タラ、うなぎ) の肝油、イワシ、ニシン、シャケ、牛乳、乳製品、マグロ |