2014/09/01
8月後半から9月頃にかけて秋雨前線が中々去らず、
毎日秋晴れを待ちこがれる、季節になりました。
家の中が湿気ると同じ様に、
体の中も湿気がたまりやすくなります。
湿気は、体をシンから冷やし、
気がつかないうちに血行障害をおこしてしまいます。
頭におこると ・・・ 頭痛
肩におこると ・・・ 肩こり
手足におこると ・・・ 手足のシビレ (神経痛)
血行障害とは
栄養分や酸素を運搬する血液の速度や量が少なくなること。
そのため末梢神経に栄養分や酸素が不足して、シビレや痛みがおこるということです。
血行障害の要因
①自律神経の不調 (更年期障害 ・ ストレス) 血管が収縮
②血管 ・ 血液(動脈硬化 ・ 高脂血症) 血液の通路がせまくなる
③寒冷 (季節 ・ 冷房 ・ 薄着)
④心臓機能低下 (血液を全身におし出すポンプの力が低下)
⑤運動不足(熱を発生し、血液が全身をかけめぐらない)
西洋医学の治し方
ビタミンE | 間脳 (下垂体) に作用して自律神経を調える 血液中の過酸化脂質 (脂肪のサビ) を防止 寒冷による血行障害の改善 |
コンドロイチン | 血液中の過酸化脂質 (脂肪のサビ) を防止 寒冷による血行障害の改善 |
ビタミンB1 ビタミンB6 ビタミンB12 |
末梢神経機能を円滑にする (シビレ ・ 痛みの改善) |
カルシウム | 神経の電流の流れをよくする |
東洋医学の考え方
血行障害は、エネルギー不足 (陽気の不足) により、陰気 (腎気) だけになり、陰気は重いので下へ下へとさがって、手足の血液の動きが悪くなる状態をいいます。
東洋医学による治し方
陽気の不足を補う |
桂枝加求附湯(ケイシカジュツブトウ) ・ 桂枝加葛根湯(ケイシカカッコントウ) |
血の動きを良くする |
補中益気湯(ホチュウエッキトウ) ・ 桂枝加芍薬知母湯(ケイシカシャクヤクチモトウ) |
余分な陰気 (水分) をとる |
麻杏薏甘湯(マキョウヨッカントウ) ・ 防已黄耆湯(ボウイオウギトウ) |
養生法
生活 ・ 薄着をさける
・ 頭の使いすぎ (脳が充血して、手足に血液が巡らない)
・ 散歩をする
・ 冷たい風にあたらない
食事 ・ 煮たものを食す
・ 冷蔵庫に入れたものをそのまま食べない
・ 果物 ・ 牛乳は体を冷やす
・ 生野菜は体を冷やす
予防法
血液の流れをよくする | キヨーレオピンW レオピンファイブネオ レオピンロイヤル |
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末梢神経の栄養を補う | エナックW (ビタミンB6 ・ エゾウコギ配合) | |
動脈硬化 ・ 高脂血の予防 | ワクナガ胃腸薬G (胆汁補給) ワクナガ胃腸薬L (胆汁分泌促進) |
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神経痛 (手足のシビレ) の漢方薬 (手足をシンから温める) |
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外用療法
・ 温泉療法
・ 温湿布
・ 温灸 (テルミー)
・ 光線療法 (黒田式)