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猛暑の名残り → 血熱 (炎症) の体質へ

「至りて去らず」冬が来たのに夏の暑さが残っています。
例年になく暖かな毎日です。
夏に暑さのため汗を多量にかいて、水をたくさん飲んだ人 (水毒体質)
夏に暑さのため汗をかく力が不足して、体の熱を冷ますため冷凍にしたアイスクリーム ・ 氷水 ・ ビール等を飲んだ人 (血熱体質) は秋から冬にかけて、体調不良に悩むようになります。

< 症状 >

水毒体質 (湿潤体質) 血熱体質 (燥熱体質)
疲れやすい 疲れやすい
手 ・ 足 ・ ワキの下がぬれている 手 ・ 足 ・ 顔がほてる、しもやけ、赤くなる
手 ・ 足 ・ 脚がむくむ 充血 (はな血 ・ 痒み ・ 高血圧)
腰痛 ・ 頭痛 胸痛 ・ 頭痛
動悸 ・ 目まい ・ 耳鳴り 動悸 ・ 目まい ・ 耳鳴り
不眠 (夜間尿から) 不眠 (頭がさえる ・ いらいら)
尿の出が悪い 炎症をおこしやすい
・ 口がかわく
・ ネフローゼ
・ 腎炎
・ 口内炎 (口の中がただれる)
・ アトピー性皮膚炎 (赤い発疹)
・ ジンマ疹
・ 鼻炎

本来寒い冬は腠理(ソウリ)(皮膚の毛穴 ・ 汗腺) が閉じた状態です。
暖かい冬は、腠理(ソウリ)が開いております。
こういう時には、風邪ウイルスやインフルエンザウイルスが腠理から入ってきます。
そのため、風邪症状は治りが悪く、ぶり返しが長びくのです。
腠理を引き締める体質を作ることが大切です。

< 血熱体質になりやすいタイプ >

栄養過剰 (旨いものに目がない)
自分の消化力と一致しない珍しい食べ物を好む。
運動不足 (デスクワーク)
気遣いの細やかな人 (頭の使いすぎ) パソコン

< 血熱体質の対策 >

疲れをとる レオピンロイヤル (水毒 ・ 血熱両方によい)
レオピンファイブネオ ・ キヨーレオピンW
粘膜の炎症をとる
口内炎 ・ 目のかわき
鼻炎 (くしゃみ ・ 鼻水)
電解カルシウム (粘膜をひきしめ丈夫にする)
(イオン化した吸収のよいカルシウム剤)
ルミンA錠 (炎症をとり粘膜修復する)
(感光色素主成分)
消化力を助ける ワクナガ胃腸薬G (胆汁を補う)
ワクナガ胃腸薬L (胆汁分泌促進)
血熱をとる漢方薬 黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)
葛根黄連黄芩湯(カッコンオウレンオウゴントウ)

荒友薬局 黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ) (手づくり煎じ薬)
成分および分量
または本質
日本薬局方 オウレン 1.5g
オウゴン 3.0g
オウバク 3.0g
サンシシ 3.0g
  全 量 10.5g
効能または効果 比較的体力があり、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらする傾向のあるつぎの諸症。
鼻出血、不眠症、ノイローゼ、胃炎、二日酔、血の道症、めまい、どうき

実熱を治する処方で、熱性病の急性期、実熱症の慢性化した雑病にも用いられる。
本方は主として、吐血、喀血、衂血、下血、血尿、麻疹、痘瘡、皮膚病、皮膚瘙痒症、蕁麻疹、諸熱性病の残余余熱に用いられ、また狂躁症 (喜笑やまざる症) 血の道症、めまい、心悸亢進症、ノイローゼ、精神病、脳溢血、高血圧症、酒渣鼻、黒皮症等に広く応用される。

一たん血に熱をもつと、仲々血熱はとれません。
最初は軽い充血 (目 ・ 口) からはじまり、徐々に皮膚炎 ・ 気管支炎 ・ 鼻炎 ・ 肝炎 ・ 腎炎と身体全体に炎症が広がります。
最終的に膠原病へ向かっていくのです。根気よく体質改善を!!