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ビタミンについて その1

六大栄養素

炭水化物、蛋白質、脂肪、ビタミン、ミネラル、水
ビタミンについて その1
微量栄養素

ビタミンの定義

栄養素である、微量とればよい、有機物である、体内で合成されない(外分泌)
↑→ ホルモン(内分泌)

ビタミンの分類

性質によって
脂溶性ビタミン (A、D、E、K)

油に溶けるビタミン
油とともにとらないと体に吸収されない

水溶性ビタミン (B1、B2、ニコチン酸アミド、B6
パントテン酸、葉酸、B12、C、P)

水に溶けるビタミン
そのままゆがいたり、ふかしたりして食べればよい

働きによって
酵素作用(B1、B2、ニコチン酸アミド、B6、パントテン酸)

エネルギーを生産する時、酵素の働きを助ける
(酵素反応の触媒)

機能調節 (C、E) → ホルモンなどの働きを活発にさせる (賦活剤)

体組織 (A、D、B12、葉酸) → 発育、生長、代謝を助け、体の組織をつくる

ビタミンの欠乏

・・・ 体調が悪いとビタミンを多くとっても吸収されない 前ぶれ ・・・ だるくなる、食欲不振、頭痛、不眠、便秘、注意力散漫、疲労しやすい、怒りっぽくなる

欠乏症 ・・・ 夜盲症、かっけ、壊血病、くる病

ビタミンAについて

A1 (レチノール) ・・・ 海水魚 (タラ) の肝油
A2(デヒドロレチノール) ・・・ 淡水魚 (うなぎ) の肝油

油で料理 ・・・ 90%吸収 ※青汁療法 + 油
煮た時 ・・・ 50%吸収
※果汁 + ベニ花油 (火にかけない)
生のまま ・・・ 吸収しない

プロビタミンA (ビタミンAの前駆体) ・・・ 緑黄野菜

α – カロチン
β – カロチン ・・・ 活性作用大、吸収力はビタミンAの1/3 ※緑黄野菜は多くとること
γ – カロチン
β – クリプトキサンチン

働きは 視紅成分 (暗順反応)、生長によい
皮膚をなめらかにする、粘膜の抵抗を強くする (のど ・ 鼻)、ガンにも効果
欠乏すると 上皮組織の鱗状化 (ふけ)、皮膚の角化 (かかと)、粘膜分泌の低下 (目のかわき)
夜盲症、細菌の易感染 (トラコーマ、プールの病気)、老人性結核
多く含まれる
食物
動物性食品 (牛乳、乳製品、動物性脂肪)
植物性食品
(人参、ほうれん草、小松菜、ニラ、カボチャ)
十二指腸で吸収し、肝臓に貯蔵
腸管 (大腸) から便とともに排泄

ビタミンDについて

プロビタミンD(ビタミンDの前駆体) ・・・ 紫外線(ほどよい日光浴) → D

しいたけ(エルゴステロール) ・・・ 紫外線 D2 → (植物性ステロール) 干ししいたけ

脂肪 (コレステロール) ・・・ 紫外線  → D3 (腎臓によい)

働きは カルシウムの吸収を促進する、カルシウムを骨に沈着化する
皮膚病によい、乾癬によい、ビタミンAの吸収を助ける、くる病の予防
多く含まれる食物 魚 (タラ、うなぎ) の肝油、イワシ、ニシン、シャケ、牛乳、乳製品、マグロ