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草取り日和りにご用心

日差しが強くなり夏めいてきましたが、まだ冷たい風が吹いています。
こんな時に畑仕事や草むしり等をすると、調子が悪くなることがあります。

症状

① のどの渇き、動悸、めまい → 日射病
② ゾクゾクする、肩~首が痛い → 風邪
③ 腰 ・ ひざの痛み → 冷え ・ 血行不良

原因

太陽のギラギラとした日差しはもう初夏です。太陽の熱が体内に入り、心臓にこもると、のどの渇き・動悸・めまいなどの日射病の症状が現れます。
また、気温も高くなり、皮膚の毛孔が緩んでいます。そこへ冷たい風が吹くと緩んだ毛孔から風と共に邪 (ウイルス)冷えが体に入ってきてしまいます。
冷えが体の浅い所に入るとゾクゾクしたり、首から肩がこる等風邪の症状が現れます。一方で、体の深い所に入ると腰やひざが痛くなってきてしまいます。

お手当


・ 帽子をかぶる、日傘をさす、首・脇の下を冷やす
・ 風に当たらないようにウインドブレーカーを着る
・ 湯船につかり、汗をじんわりかく (20~30分の半身浴)
・ 水分補給 (電解カルシウム20cc + 水160cc 1日3~5回)


のどの渇き 五苓散(ゴレイサン) ・ 霊黄参(レイオウサン) (牛黄(ゴオウ)入り)
動悸 ・ めまい 律鼓心(リッコシン) ・ 葛根黄連黄芩湯(カッコンオウレンオウゴントウ) (血の熱をとる)
ゾクゾクする レオピンロイヤル ・ ルミンA (皮膚のエネルギーを高める)
葛根湯(カッコントウ) ・ 桂枝加葛根湯(ケイシカカッコントウ) ・ 桂枝湯(ケイシトウ)
ひざ ・ 腰の痛み 霊鹿参(レイロクサン)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ) (体を温める)

荒友薬局 桂枝加葛根湯(ケイシカカッコントウ) (手づくり煎じ薬)
成分および分量
または本質
日本薬局方 ケイヒ 3.0g
シャクヤク 3.0g
タイソウ 3.0g
ショウキョウ 1.0g
カンゾウ 2.0g
カッコン 6.0g
  全 量 18.0g
効能または効果 身体虚弱なもののかぜの初期で、肩こりや頭痛のあるもの

本方は桂枝湯に葛根を加味した薬方である。葛根には滋潤の働きがあり、芍薬、甘草と組んで筋肉の緊張をゆるめる作用がある。従って本方は桂枝湯の証でうなじから背にかけて緊張するときに用いる。
虚弱体質又は平素汗をかき易い体質で、頭痛、発熱、悪寒等の表証があり、首すじやうなじの強ばる者を目標とする。

私はGW中もコロナの感染予防のため、ステイホームをしていました。
外出できないため、自宅で叔祖母に夏蜜柑のオレンジピールとブイヨンの作り方を教えてもらいました。簡単にご紹介します。

<オレンジピールの作り方>
1、夏蜜柑の皮をむき、グラニュー糖と果汁で煮る
2、グラニュー糖をまぶして一晩干す
柑橘類の皮に含まれる成分 (リモネン) にはリラックス ・ ガン予防 ・ ダイエット等の効果があると言われています。

<ブイヨンの作り方>
1、鶏ガラ・豚骨・野菜を炒める
2、水を加えて6時間煮込み、濾す

コンドロイチンでお肌プルプル!

ひざの痛みにも